2016年10月21日金曜日

コミックランキング(2016年10月24日付)

【週間ランキング】

「オリコンスタイル」週間コミックランキングより
 ※2016年10月24日付(2016年10月10日~2016年10月16日)

1位:ちはやふる 33
 推定売上部数:163,519部
2位:ハイキュー!! 23
 推定売上部数:151,932部
3位:亜人 9
 推定売上部数:119,180部
4位:夏目友人帳 21
 推定売上部数:97,605部
5位:×××HOLiC・戻 4
 推定売上部数:72,656部
6位:からかい上手の高木さん 4
 推定売上部数:71,496部
7位:恋は雨上がりのように 6
 推定売上部数:66,965部
8位:好きっていいなよ。 17
 推定売上部数:55,979部
9位:ニセコイ 25
 推定売上部数:52,115部
10位:3月のライオン 12
 推定売上部数:47,979部
11位:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7
 推定売上部数:43,722部
12位:トリコ 41
 推定売上部数:43,297部
13位:君に届け 27
 推定売上部数:39,385部
14位:とりかえ・ばや 10
 推定売上部数:36,127部
15位:透明なゆりかご 4
 推定売上部数:34,443部
16位:新テニスの王子様 19
 推定売上部数:32,863部
17位:ブラッククローバー 8
 推定売上部数:30,499部
18位:文豪ストレイドッグス 11
 推定売上部数:30,117部
19位:私がモテてどうすんだ 10
 推定売上部数:29,628部
20位:あなたのことはそれほど 4
 推定売上部数:28,590部


【ランキング総評】

『亜人』9巻が、前週9位から3位へとジャンプアップ。発売日が10月7日なので、前週のカウントには3日分(7~9日)しか計上されなかった。発売4日目以降の売り上げが反映させている今週は、大幅に順位を上げた。
たとえば音楽CDの場合、ウィークリーの集計期間は月曜日から日曜日(コミックも同様)。月曜日にリリースすれば7日間の売り上げをまるまる計上できるが、日曜は配送業者が休みである。そのため発売日を月曜に設定すると、土曜に納品されることになる。この場合、土曜に納品され即日に販売される、いわゆる「フラゲ」分が前週の売り上げとして計上されてしまうので、音楽CDは水曜リリースが常態化し、火曜~日曜までの6日間の売り上げをウィークリーランキングに反映させるようにしている。
書籍やコミックの場合、音楽とは違ってランキング番組などで盛り上がってきた歴史がない。したがって出版社は、売上ランキングを意識する必要がなく、実売だけを意識してきた。そのため、曜日を考慮して発売日を設定することはない。
出版社はパブライン(紀伊國屋書店)やトリプルウィン(日販)などの企業向けPOSデータを参照し、発売から数日間の「単行本の初動の動き」を把握し、連載継続の可否の判断材料としているわけだ。
一般レベルで初動の動きを観測するには、オリコンランキングなどを参照するしかないが、集計期間と発売日のズレには注意が必要となる。『亜人』9巻を例にするなら、「初週で10万部弱」と見るのではなく、「発売10日間で20万部強」と見るのが妥当ということになる。そのため推定売上部数を表示するオリコンチャートが重宝する。


【Pick up Review】

3位:亜人 9
劇場版アニメ(3部作)は、主人公・永井圭と佐藤の直接対決で結末を迎えた。舞台は別だが、この9巻までの流れは劇場版アニメと似たような流れで進展してきたが、原作では永井と佐藤の対決は決着しない。むしろ、これまで永井が築いてきたものがひとつ、またひとつと崩され、「ふりだしに戻る」的な絶望感が漂う。佐藤という強キャラの暴走っぷりとあわせ、今後の展開が予測できない。「読者の期待を裏切る」という、もっともマンガらしい歓びを意識しているところが心地いい。

亜人(9) (アフタヌーンコミックス)
講談社 (2016-10-07)
売り上げランキング: 32


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