2014年2月16日日曜日

読んだマンガ:信長のシェフ 9巻

信長のシェフ 9 (芳文社コミックス)
(原作:西村ミノル、作画:梶川 卓郎)

夏にはドラマの続編が放映されることが決まった人気シリーズの最新刊。
三方ヶ原の戦いが今回の舞台。

歴史パートに関しては、とりわけ合戦については、あまり目新しさがないというか、無難なラインをついてくるのが本作の特徴。戦国時代にタイムスリップしたものの、あくまで「料理ドラマ」としての側面が強い。戦国期の日本で入手可能な食材でいかにフレンチを再現するか。料理によって人に示唆を与える。そのあたりがポイントなのだろう。

とはいえ、本作なりのオリジナルな歴史の描き方もある。信玄は生前に家督継承を明言していなかったが、それに対する本作なりの解釈がなされている。

このあと史実では足利義昭の追放、朝倉・浅井滅亡と続くので、しばらくは本願寺のシェフとの再開もなさそうか。

2014年2月11日火曜日

読んだマンガ:黒田・三十六計(廉価本)

黒田・三十六計
平田弘史(リイド社)

『黒田・三十六計』といえばマンガ史に残る不朽の名作である。
それが現在、「軍師・官兵衛」ブームにあやかって、
コンビニ廉価本として安価で手に入る
毎月の月末ごろに1冊ずつ刊行されていくようなので、
未見の方はこの機会に是非!

青年期・官兵衛の挫折と苦悩、才能の片鱗が小気味良い。
読めば絶対に平田先生を好きになるので、
そのまま『血だるま剣法・おのれらに告ぐ 』まで読んでみてほしい。



2014年2月10日月曜日

読んだマンガ:軍師 黒田官兵衛伝

軍師 黒田官兵衛伝
重野なおき(白泉社)

『信長の忍び』の重野なおきの
官兵衛を主人公として描く作品。
「ヤングアニマル」の電子版にて連載中。

信長や秀吉などの登場人物は、
『信長の忍び』と共通なので
スピンアウト作品的な扱いといえる。

『信長の忍び』では
主人公・千鳥(架空の忍者)を狂言回しとしつつ、
「彼女の目に映る信長および戦国人物」を描いている。
「主人公を悪役にしないためのフィルター」を通し
好意的に信長を解釈しているわけだ。

それ対して本作では、「対象」たる官兵衛は
主人公となる。
そうした対象との距離の取り方が大きく異なる点に
注意して読み進めていく必要がある。

ギャグマンガなので、キャラのメンタリティは
かなりカリカチュアライズされているが、
大河ドラマ『軍師官兵衛』とは異なり、
「都合の良い美化」(不殺)は行っていない。
囲師必闕の計に伏兵を潜ませておく
ジェノサイド的な策略もきちんと描いている。

土牢に囚われたところで終わるので
2巻へのヒキもバッチリ。
官兵衛の生涯を追うには、
かなりオススメできる作品。


2014年2月6日木曜日

C86申し込み手続き完了

コミックマーケット86への参加を申し込みました。

開催予定日は8月15日(金)~17日(日)
今回、評論(ジャンルコード135)の配置予定日は三日目。
当落通知は6月7日が発送予定。

新刊、考えてます。
受かりますように。