2014年1月8日水曜日

読んだマンガ:天下一!!

天下一!!
碧也 ぴんく (新書館)



女子高生が戦国時代にタイムスリップして、
見目麗しい小姓たちに囲まれながら
森蘭丸とフォーリンラブする少女マンガ!

……と書くと身もフタもないが、
つまりはそういう内容。

しかし、時代考証はかなりしっかりしている。
主人公・虎は万見仙千代に似ているため、
信長に気に入られて小姓になるという設定。
信長最晩年の天正九~十年が物語の舞台となる。

最晩年の信長本人の動向は、
史料では詳細に記されている。
しかし、華々しい合戦がないため、
あまりマンガで詳細に描かれることがない。
非常に珍しい時代設定。

先の冬コミで、3人組の女性からオススメされた作品。
まだ3巻までしか読んでいない(全6巻)が、
なかなかいいマンガを推してくれて感謝。


万見仙千代に関してはこの新書が詳しい。



それにしても、
『信長協奏曲』、『信長のシェフ』、本作と、
最近の戦国時代マンガは
時をかけすぎな気がする。
それだけ戦国時代が、
身近なモノとしてリアリティをもって
語られるようになった証左というべきか。

元々、少女マンガのフィールドでは
タイムスリップものは定番中の定番で、
『天使かもしれない』(田村由美)もその例。





他のタイムスリップ戦国時代ものと較べると、
本作『天下一!!』は、元の時代への帰り方が
たびたび示唆されているのが特徴的。
そのキャラが白ウサギの外見をしているのは、
『不思議の国のアリス』オマージュだろう。
このあたりが少女マンガ的なエッセンスか。

0 件のコメント:

コメントを投稿