2014年1月11日土曜日

読んだマンガ:天下一!! (4)~(6)

『天下一!!』の続き。


史実での動きとしては、
紀州における雑賀と土橋の抗争、
天目山の戦い、本能寺の変と続く。

そのなかで、
 ・主人公と蘭丸の恋愛
 ・史実を変えるためのアクション
 ・自分以外のタイムトラベラー
が物語の推進力となっていく。

時代考証はかなりしっかりしているが、
物語の基本路線は王道の少女マンガといえる作品。
米沢嘉博の『戦後少女マンガ史 (ちくま文庫) 』で
指摘されている「ボーイ・ミーツ・ガール」の構造である。

主人公を戦国時代に誘ったウサギが、
他のタイムスリップもの以上に目立つのは
前回に指摘したとおり。
このトリックスターの行動原理と、
彼が主人公に課すミッションを考えると
おのずとその正体に気づく(最初から示唆されている)。
なので、どのタイミングで主人公にバラすのか、
あれこれ考えながら読むのが吉。

物語のサゲ部分を読むと、
歴史改竄に挑む者がほかにもいると推測できる。
(主人公以外のタイムトラベラーに課せられた使命が
 ウサギの目的とは合致しない)
そのため、スピンアウト作品は作りやすいかも。


コミックスのオビ文には「実写化決定!!」とあるが、
ドラマなのか、映画なのか詳細は不明。
コレも気になる。

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